2018-01-01から1年間の記事一覧

映画 こんな夜更けにバナナかよ

僕の夢はね、アメリカに行くこと、障害者活動家の友達に会いたいから、英語も勉強してるんだ。 迷ってたり、落ち込んでるボランティアのところに訪ねて行って、君は何がしたいのどうなりたいのとまっすぐに問いかける。 本当は先生になりたくて教育大を受け…

妊婦VSばばあ

優先席が空いていたので、ばばあはすかさず座った。しかし、妊婦が目の前に立ってる。ばばあは席を譲るべきか、悩むこと2分。少子化時代に産んでくださる妊婦様の方が尊い、よし譲ろうと膨らんだお腹の持ち主のお顔を見上げたら、あらら、ばばあと言うほど…

ドリアン助川作、あん

1番最初は映画、2番は助川氏の講演、そして今度は原作の本を読んだ。全部に違うところと、勿論共通するところの方が多いけれど。三つをあわせてわかるところもあった気がする。 病気が治って外に出ていける法案ができてからも今更もう外で暮らせない、外出し…

映画 太陽がいっぱい

京都シネマで、フランスの名作シリーズ。古い作品を4kで。今回はアランドロンの。随分前に一度観て、ワクワクドキドキしながら、バレないか、このあとどうなっていくのかと、トムと一緒にハラハラした挙句の結末。 今日、再度観てあの音楽と、抜けるような青…

講演会二つ

9日に落合恵子さんの、13日にドリアン助川さんの講演会に参加した。共に作家で、以前はラジオ番組でキャスターとして活躍。落合さんはクレヨンハウスという本屋の主宰でもある。ドリアンさんはハンセン病元患者に扮する樹木希林さんの映画、あんの原作者でも…

映画 カメラを止めるな

先日もチケットを買おうとしたが、ソルドアウトで、今日再び。3時過ぎのを目指して券売機に向かうも、アウト。5時過ぎにちらほら空席があったので購入して、2時間待ち。アクセサリーを作らせてくれるところで友達の誕生祝いを。パーツを買って組み合わせて。…

コンビニ人間

人は働いて稼ぐ、できれば正社員で。そして、結婚して、できれば子どもを産む。のが、良い、幸せ、当たり前。そこから外れると、不幸?変?おかしい?という周りからの圧力、もっとスタンダードが他にもあって、ひどく狭い範囲であらねばの枷のしんどさを見…

読書3 まひるまの星 吉永南央

コーヒー豆と雑貨を商う草という老婆が、身の回りで起こるささやかな謎を解くミステリー仕立ての小説。シリーズ化されていて人の気持ちのすれ違いや、誤解を解きほぐしながら、関係を修復して行く優しい物語だから、気負わずに読めて読後感も爽やか。出てく…

読書2、恋の姿勢で 山田太一

太一作品だから図書館で借りました。 34歳婚約者に、突然別れ話をされて、アメリカで瞑想なるものにいこうと決意。その前に泊まってホテルで、うなされる男性と出会い一夜を共に。翌日、少し遅れて瞑想の場に着くと、その彼がそこにいて。それは偶然なのか?…

映画二本、テーマは勇気

ウィンストンチャーチルを観た。アカデミーを受賞した辻さんの技術も見たくて。自然な表情、苛立ちや、不満、驚きまで。迷いもある中で、原点に立ち返らせてくれたのは、彼に不満を持ちつつも任命したイギリス宮殿。国民の声を聞けとのアドバイスで、地下鉄…

読書1、赤毛のアンナ 神保祐一

もちろん、あの有名なカナダの小説赤毛のアンに因んだタイトル。孤児になった子供たちが生活する園で育った安那は高校を卒業後、一緒にそこで育った仲間や、普通の家庭で育ち、学校で友達になった人たちと疎遠になる。そんな時に、安那が男を刺して逮捕され…