講演会二つ

9日に落合恵子さんの、13日にドリアン助川さんの講演会に参加した。共に作家で、以前はラジオ番組でキャスターとして活躍。落合さんはクレヨンハウスという本屋の主宰でもある。ドリアンさんはハンセン病元患者に扮する樹木希林さんの映画、あんの原作者でもある。

お二人の講演の共通点は、理不尽に対する怒り、差別への鋭い感受性。それをそれぞれの表現で世に問う活動を続けでいること。だから、かっこいいのだ、魅力的だのだと感じた。そんな人たちの発言や活動が世の中という掴み所のないものを少しだけ、良いところに変えていくのかもしれない。こんなのおかしい、こんな不合理は許せないと感じて、言っていくことは、そんなに楽なことではない。それでもやれることをちょっとずつでもやらないとという勇気を貰えた二講演であった。